2月3日、無理に笑う必要はない。今日は「ため息」と「涙」で、自分の中の鬼を追い出す日

【沢地萃】上爻【天地否】

どうも、平尾です。

今日2月3日は節分です。
暦の上では冬の最終日で、明日『立春』から名実ともに新しい『丙午(ひのえうま)』の年が始まります。

世間では豆をまき、恵方巻きを食べて『福』を呼び込む日ですね。
ワイワイキャッキャと楽しく過ごすのがいいのでしょう。

しかし易が告げたのはまったく別のことでした。

「齎咨(せいし)し涕洟(ていい)す。」
(ため息をつき、涙と鼻水を流して泣く)

号泣せぇよ、とのことです。
縁起でもないような、納得できるような、そんな印象を受けました。

心の「鬼」を涙で追い出す

普段強がることに慣れている我ら大人は、不安があっても「問題ない」、つらくても「平気平気」と笑ってやり過ごすことが多いですよね。
でもそうやって飲み込んだネガティブな感情は消えることなく腹の底に溜まり続け、いつか自分を食い荒らす『鬼』になるわけです。

今日の【沢地萃】は、集まることを意味します。
溜まりに溜まった昨年の疲れ、後悔、未練といった『心の澱(おり)』が、腹の底に集まっている、そんな状態を暗示しています。

無理に笑うな。不安を認めて、涙と一緒に外へ出せ

易にそう言われているような気がしますな。

泣くという行為は、明日からの春を迎えるために必要な『禊ぎ』かもしれません。
60年でもっとも【火】の気が強い丙午が始まる直前、オーバーヒートを防ぐための冷却水、といったところでしょうか。

孤独なメンテナンスこそが、明日の武器になる

今日はもうひとつ重要なミッションがあります。

そいれは『メンテナンス(器を除む)』です。

世間が豆まきで盛り上がっている中、あえてひとりになり、静かに道具の手入れをする。
PCやスマホのデータ処理、楽器のメンテ、靴磨き。
……そういえば、そろそろ確定申告の季節ですかから、帳簿の整理も。

「君子以て器を除め、不虞(ふぐ)を戒む。」
(立派な人は、道具の手入れをして、思いがけないトラブルに備える)

今日は暦の上で大晦日のような日です。
新しいことを始めるのではなく、明日からの戦いに備え、おのれ自身の『器』を空っぽにし、磨き上げるのが吉です。

今日の開運アクションは『泣いて、捨てて、春を待つ』

・泣ける映画や小説で涙活
・信頼できる人に弱音を吐いてみる
・ノートにつらかったことを書き殴って破り捨てる

「鬼は外」と叫ぶ代わりに、自分の中のドロドロとした感情を涙とともに排除する。
そうやってスッキリ空いたスペースにこそ、明日おとずれる立春の新しい光(福)が入ってくるのです。

雨降って地固まる。涙流して心定まる。

今日のテーマ

ネガティブな感情を否定しない。
涙は春を迎えるための雪解け水です。
泣いて、道具を磨いて、静かに明日を待ちましょう。

それではよい節分を!
そしてすばらしい立春を迎えましょう。

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